No.59:World Falling Down / PETER CETERA

 Warner Bros 9 26894-2 / CD 1992

先日、るあの宴の際に懐かしい、この名前を聞いたので登場!(笑)
シカゴ全盛期のボーカリスト、ピーターケセラのソロアルバムです。

彼が加入したシカゴが成功を収めたのは、デビッド・フォスターのプロデュースによるところが大きいと思うのだけれど、それはソロとなってからも同じ。

このアルバムのメインプロデューサーはアンディ・ヒルというジャズ系ピアニスト&作曲家。
でも何曲かはデビッド・フォスターがプロデュースしていて、きっとそれが全体のカラーをシカゴ時代のイメージと結びつけているように感じるのかな。

全体のサウンドイメージはシカゴ時代の感じなので、それが好きな方は違和感なく聞けるでしょうね。
でも、バラード系が多く、ソフトロックというか、よりAOR的になった感じがします。

そして、ソロアルバムらしいところを2点ほど・・
まずは、1曲だけど、マークゴールデンバーク(No11参照)が曲を書き、演奏に参加しています。
トータルなサウンドカラーを乱す訳でもなく、ちょっと気になるアクセントを感じたらこの方の作品。

でもひとつは、チャカカーン(ふふ、この方も好きなのです!)とのデュエットしたバラードが収録されてるのですね。
声質はまったく違うけど、1+1=2以上って感じで好いじゃないですか!!
おっ、やはりYou TubeにUPされてましたよ「FEELS LIKE HEAVEN」


アルバムのクレジットにこの手の記載を見つけて喜んでいるのは、一部の方だけでしょうけどね(笑
でもまっ、全盛期のシカゴの延長線上に興味がある方には間違いない1枚かと思えます。