No.61 : TIME OUT / The Dave Brubeck Quartet

 Sony [COLUMBIA] CK65122 / CD 1997

1959年発表!
初盤は実に50年前のアルバムですが、収録曲の「TAKE FIVE」は誰もが聞いたことあると思います!
CMでもよく使われているしね、曲名は知らなくとも、このリズムとアルトサックスのメロディは聞き覚えあるでしょう?(私の入口もCMでしたよ)

デイヴ・ブルーベックのピアノが延々奏でるリズムに、ポール・デスモンドのアルトサックスが絶妙のトーンで印象的なメロディを乗せ(そうそう、この曲の作曲はデズモンドです)、
でも実は、この曲の聞きどころは中間部のドラムソロ!!、実にクールな演奏ですよ。それが曲にマッチしているのですね。

この独特のリズムは4分の5拍子!!
まあ、当時よく思いついたものだ!と思ったけど、このアルバムを聞いて納得!

1曲目「BLUE ROBDO A LA TURK」からし変拍子なのですよ!
で、音の構築の第一印象はオーケストラ的!
ストラヴィンスキーバルトークのような・・・そう、変拍子得意のクラシック作曲家の匂いがプンプン!と、個人的なものだけどね、瞬間的にそんな感じを受けました。。。

このような曲、私にはとても書けません(汗
ならば演奏しようか!・・・キープするのに大汗でしょうね(笑
そう、唯々拍手ものなのです(笑

「TAKE FIVE」があまりにも有名になてしまったものだから埋もれがちだけど、全7曲、いやっ、実にクールな演奏だし、そのリズム、メロディ、アレンジは音楽の幅が広いなあ〜って思います。当時はショッキングな演奏だったと思うけど、時代を先取りしていたのでしょうね。いま聞いても、アルバムとして秀逸ですよ!
そしてなにより、このCD、音が良い!!、ちょっとビックリです。。。。

そうそう、「TAKE FIVE」は多くの人がカバーしているので、ちょっとご紹介しましょうね。
他にも色々あるので、興味あったら検索して見て下さい。


ジョージ・ベンソン
ギターではやはりこの方、ワンコードで繰り広げる呆れる程の早弾きはナベサダも参加しているライブ


◎Merry X'mas Show 1987
アル・ジャロウはじめ、ヴォーカルVerは色々ありますが・・・・やはりこれ!!
実はこの画像をアップしたくて、このアルバムを持ち出したとかいう噂も(笑