No.64:CONVERSATION / MICHEL & TONY PETRUCCIANI

 DREYFUS-FDM36617-2 / CD 2001

最近、お気に入りのピアニスト、No55でもご紹介した「ミシェル・ペトルチアーニ」がギターとDUOライブしたアルバムがある!、というので早速入手。

え〜と、ギタリストは・・・「トニー・ペトルチアーニ」とな、
んっ、同じ名前?ってことは・・・・そう、お父さんでした!

でも、聞いたことないし、名前も知らないなあ〜
ギターを趣味にしているお父さんが、息子とライブやりたかったのかな?
な〜んてねっ、それくらいの感じでプレーヤにCDをセットして再生。

ギターによる「SUMMERTIME」の旋律が流れ始めた・・・・・!!!
んっ!、むむむ!!、いやいやいやっ、何者だこの親父!!
見事に裏切られました、上手いっす!!

見事な早弾きにキレのあるカッティング、そして息子を見守るような温もりもあるトーン。
息子の方も独特のタッチはそのままだけど、親父とのプレイをリラックスして楽しむかのような雰囲気が伝わってくる。阿吽でリードとバッキングが切り替わり、アルバムタイトルどおり、楽器による会話のようです。
う〜ん、うらやましい親子だぞ、これは!!

クレジットによれば、収録されているライブが行われたのは1992年
アルバムは息子ペトルチアーニが亡くなった後に発売されたので、残念ながら今や幻のライブ。
この手のアルバムを聞くと、録音があって良かったなあ〜、と思います。

10曲目の「SATIN DOLL」まで、スタンダードナンバーで構成
親子の会話をじっくり聞かせてもらいましょ!


さて、アルバム収録曲ではないけれど、映像がありました。
お馴染みのナンバーです。