No.43:MERMAID BOULEVARD / KAZUMI & THE GENTLE THOUGHT

ALFA RECORDS ALR-6001 / LP 1977私の場合、ギタリストといえば、エレキ系のイメージが強いのです。 それはきっと、自分が最初に手にしたギターがアコースティックギターで、弾き語りスタイルのためと思う。つまりアコギは最初、伴奏楽器として自分の中で位…

No.42:ベートーベン 交響曲第5番&第7番 / カルロス・クライバー&ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

GRAMMOPON UCCG-7004 / CD 2002ベートーベンの交響曲第5番と第7番のカップリングアルバムです。 第5番は通称『運命』、そう、冒頭の『ジャジャジャジャ〜ン』という主題が超有名ですね。最近、クラシック音楽のオムニバスCDやらCD付き解説本を目にし…

No.41:ステレオ太陽族 / サザンオールスターズ

ビクター HIV28045 / LP 1981彼等を初めて見たのは、確か「夜のヒットパレード」。 ショートパンツのジョギングルック、おまけに当時は珍しい歌詞のテロップが入っていたと記憶している。メロディはいい感じだけれど、歌詞は何が何だかわからない。な〜んだ…

No.40:FOR YOU / 山下達郎

AIR/RAL-8801 / LP 1982このアルバムのインパクトは、何と言っても1曲目「Sparkle」のイントロ。 初めて聞いたときは、正直ぶっ飛びました。 盤に針を落とすと、いきなりテレキャスターの独特な乾いた音。 ジャンジャンジャ・ッジャ、ジャンジャンジャ・ッ…

No.39:浅草オペラ 華ひらく大正浪漫 / オムニバス

山野楽器 YMCD-1056 / CD 1998子供の頃、TVで見た歌番組に、直立不動の姿勢で、如何に律儀そうに歌うおじいさんが出ていた記憶があります。それが、このジャケットの右側の人「田谷力三」さんでした。自分の家が浅草に近いこともあり、六区には小さいとき…

NO.38:Sweet Little Nothing / Jfive

Canyon International PCCY-01720 / CD 2005たまには新譜、それもラップです。 キライではないんですよねえ・・・・ といっても自分の感性に合うかどうかなんですけれどねえ。。。色々聞いていると、結果的にはクラシック系が好み傾向なんですけれど、自分の…

No.37:Live Beautiful Songs / 大貫妙子・奥田民生・鈴木慶一・宮沢和史・矢野顕子

TOSHIBA-EMI TOCT-24456-57 / CD 2000「企画ライブ」というと、どんなイメージを持ちますか? チェリティを目的としたもの? 真夏の屋外や真冬のスキー場等、ホールから飛び出すもの? バンドのメンバーのソロ活動? 思いもしなかった異色の組み合わせ?想像…

No.36:白いページの中に and more tracks / 柴田まゆみ

TEICHIKU TECH-25032 / CD 2004昔「世界歌謡音楽祭」というコンテストがありました。ちょっと調べてみたら、この音楽祭はヤマハが手がけた日本初の本格的音楽祭で、1970年〜1989年までの間に20回開催されています。第1回のゲストは、なんとカーペンターズだ…

No.35:camomile blend / 藤田恵美

Leafage PCCA 01938 / CD 2003「るあ」で既存曲をカバー演奏する場合、楽器の構成、歌のキー、コーラスの対応等から、オリジナルを忠実に再現することはまず困難です。そこで、「どのようにアレンジするか」ということになるわけですが、オリジナルのアレン…

No.34:A Musical Christmas from the Vatican / オムニバス

EMI TOBW-3072 / DVD 2002クリスマスはキリストの誕生を祝うキリスト教の伝統的な記念日ですが、信者であるなしに関わらず、様々な思惑がらみで世間はイベント的に賑わっていますね。もちろん信者にとっては聖なる日、大切な日なのでしょうが、個人的にはい…

No.33:ウポポサンケ / 安東ウメ子

ChikarStudio CKR-0106 / CD 2003ダイバーである私は、世界で3本の指に数えられる沖縄の海(残念ながら本島は荒れてきているようですが)に興味も多いのですが、いざ行くとなると海外に飛んでしまいます。でも、音楽的には沖縄出身のミュージシャンが脚光を…

No.32:EIGHT SEASONS / ギドン・クレーメル&クレメラータ・パルティカ

79568-2 NONESUCH/ CD 2000チャ〜ッツ、チャ〜ッツ、チャッツ・チャチャチャァァ〜、 「下校の時間になりました・・・・・・・」学校で毎日のように聞いていたのが、ヴィバルディの協奏曲集「四季」の1曲目、「春」の冒頭部分でした。曲名はわからなくとも…

No.31:遠い窓 / アルケミスト

VR-C003 VOICE / CD 2004昨年の楽器フェア(パシフィコ横浜)に行ったとき、とあるブースのイベントステージで見かけたのが彼等との出会いです。(この日、別のイベントスペースで某○野楽器サウンドクルー吉祥寺店の店長にも、バッタリ会いましたが!)アル…

No.30:GUITER LEGENDS / 福田進一

COCO-80634 DENON / CD 1997最近、若いクラシック系ギタリストが注目されています。CMでお馴染みの村治佳織が有名ですが、他にも、彼女の弟である村治奏一、大萩康司、17才でデビューした木村大等、注目株がたくさん出てきてこれからが楽しみです。彼等に…

No.29:The Dude / QUINCY JONES

A&M SP-3721 / LP 1981私が「ディスコで踊ったことがある」と言っても、誰も信じてくれないんんだよねえ。 そりゃ、モンキーダンスか盆踊りかって動きかもしれないけれど(笑)映画「サタディナイトフィーバー」のヒットで幕を開けた1980年頃のディスコブー…

No.28:BLUE / 井上大輔

32FD-7015 FunHouse / CD 1988このアルバムが発売される少し前、「コカコーラ」のCMで印象的な曲が流れました。 「はじめてじゃないのさ いつでも一緒なら いま何か感じてる このフィーリング さわやか君に I Feel Coke ・・・・・」それと同時期、「アサヒ…

No.27:live / Sweet Jazz Trio

SOL J-0013 arietta DISC / CD 2002ジャズトリオです。 コルネットのラッセ・トゥーンクヴィスト、ギターのマッツ・ラーション、ウッドベースのハンス・バッケンロスによる編成で、トリオには珍しくドラムもピアノもありません。 それがこのユニットの特徴で…

No.26:サムシング I・Y・O / 松本伊代

SJX-30140 Victor / LP 1984夏が来ると聞きたくなるに曲!といえば・・・・ まあ、色々とありますが、私の場合、そのひとつがこのアルバムでっす。今は某お笑い系タレントの奥さんですが、この頃はTVで姿を見ることが多くなったような。アイドルの売り出し…

No.25:さきよだ / TINGARA

VICL60741 Victor / CD 2001少し前、火星の大接近が話題になりました。 東京に住んでいると、夜空に見える星といえば“明けの明星”といわれる金星、それから冬の代表的星座であるオリオン座くらいしか認識できません。せいぜい風が強い快晴の日、ネオンの明か…

No.24:虹伝説〜THE RAINBOW GOBLINS / 高中正義

36MK9101-2 KITTY RECORDS / LP 1981今思えば、当時、なぜ高中を聞こうと思ったのだろうか? そんなことも思い出せないけれど、LP2枚組のアルバムのラストの曲「YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE」を聞き終えた時には、すっかり高中サウンドにはまってい…

No.23:AT ABBEY ROAD 1963-1966 / GARRY&THE PACEMAKERS

TOCP-50425 EMI / CD 1997サッカーA代表が、先日イングランド遠征をしましたね。そのニュースを見た時にチョイと聞こえてきた曲がありました・・・・・・・。うんちくを並べられるほどロック・ポップス系を聴いていない私ですが、広く浅いコレクションゆえ、…

No.22:FILIPA GIORDANO / フィリッパ・ジョルダーノ

ERATO 3984-29694 (輸入盤) / CD 1999実は最初に歌声を聞いた時、彼女の名前や顔もわからなかったのですわ。 それは 2000年の春、TVのF1中継の時に何度も流れていた、資生堂のプラウディアという化粧品のCM。独特のビブラートの歌い声にエフェクトを効…

No.21:山本直純フォエヴァー 〜歴史的パロディコンサート〜 / 山本直純 指揮、日本フィルハーモニー交響楽団

Columbia Music Entertainment COCQ-83645-46 / CD 2003このアルバムは、2002年に亡くなった指揮者の山本直純さんが若かりし頃行ったパロディコンサートのライブテープをCD化したものです。 直純さんの一般的イメージといえば、「男はつらいよ」のテーマの…

No.20:THE SOLO ALBUM / ソニー・ロリンズ

milestone VDJ-1021 / CD 19851985年7月19日、ニューヨーク無近代美術館の中庭、ロダンのモニュメントの脇、テナーサックスを吹きながら、その巨人は登場した。演奏時間56分間、テナー1本のインプロビゼーション(=即興演奏)は、時折聞き馴染みのあるメロ…

No.19:ライブ / 芸能山城組

invitation VIH-4003〜4/ LP 1979百聞は一見に如かず、という言葉があるが、それがあてはまる集団が「芸能山城組」であろう。彼等のステージを見たのは中学3年か高校1年の時。TV番組「題名のない音楽会」の公開収録でのことだっただろうか(このあたりあ…

No.18;吉田町の唄 / 吉田拓郎

FOR LIFE FLCL-30135 / CD 1992高校に入ってギターを弾き始めた時、基本的なコードを覚え、弾き始めた曲をノートに書き記した。いまだに手元にあるそのノート、1ページ目は岡林信康の「友よ」で、コードはC,F,G7の3つ(でも、いきなりFが出てくる)、…

No.17:ARIGATO! / 広末涼子

WARNER MUSIC WPCV-7413 / CD 1997あれは確か95年後半から97年にかけて、通勤電車の愛読書「ヤングジャンプ」の表紙やグラビアを賑わしたボーイッシュな少女が気になった。じきに「広末涼子物語」なるものも掲載され、彼女が高知出身の高校生で、テレビに出…

No.16:37 CARAT / THE WHOOZE

SONY RECORDS SRCS 5500 / CD 1991興味の向くまま様々な音を聞いているけれど、どうもパンクとかハードなロックと呼ばれるのを聞き続けるのは苦手なんだ。 ダイナミックレンジや瞬間的な音圧感はオーケストラの方が圧倒的にあるけれど、どうも連続的な音圧感…

No.15:VARTUAL CONCERT 2003 朝日のあたる家 / ちあきなおみ

TEICHIKU ENTERTAINMENT TECE-28399 / CD 2003昭和47年の秋、「喝采」という曲が日本中に流れました。それこそ、大人から子供までが口ずさめるようになる程、テレビやラジオから聞こえてきたものでした。 今では、ものまねネタとして有名な彼女ですが、私的…

No.14:The 吉原 / 栄芝×近藤等則

VICTER ENTERTAINMENT VICL-61155 / CD 2003宝くじ、競馬、競輪、競艇等にはまるで興味のない私だけれど、コラボレート物のCDを買う時はある意味でギャンブルかもしれない。このアルバムの主役、栄芝師匠は端唄の栄芝流家元で、小唄、地唄、大和楽でも芸名…